重要 ! 組立前のパーツの下処理 | ロートアイアンのレッキーメタル

ご購入時のパーツ表面状態

 レッキーメタルのロートアイアンパーツは鉄生地のままの状態でのご提供です。この時点でおおよそ2つの表面状態があります。
○ 熱間加工をした際の酸化被膜(「黒皮」=クロカワと言います)のままのパーツ
ほとんどの長尺材やヤクモノ、一部の花や葉などです。黒灰色に茶色が混じったりした不均一な艶のない色味をしています。
○ ショット(サンドブラスト)加工後、油引き処理したパーツ
たて子、唐草をはじめ、黒皮以外のほとんどのパーツにはこの表面処理が施されています。銀灰色の鈍い金属光沢と細かい砂肌が特徴です。さらに水性油の保護膜を掛けて赤錆予防をしています。

表面が黒皮のパーツ

表面が黒皮のパーツの例

表面がショット加工のパーツ

表面がショット加工のパーツ例

組立前の下処理をお勧めします。

○ 黒皮のパーツは通常の一般鋼材と同じ扱いで結構です。ラッカーシンナーを染込ませたウエス等で油、浮きサビ、ゴミを拭き取ってからお使いください。
なお、一部のパーツには水性油を塗布した特殊なものもあります。下記と同じ下処理工程で脱脂が必要です。
○ ショット加工のパーツは水性の保護油が掛かっています。メタルソーなどで使用する切削油に似た水性油です。テカテカしてなくて一見油が付いてないようなパーツでも、乾いてしまった水性油がついていますので、いずれにせよシンナー拭きではうまく落ちません。ガス溶接トーチなどの加熱バーナーで、銀灰色が少し暗く変化するあたりまでの加熱を目安に、あるいは煙が出なくなるまで焼き切ってください。赤くなるまで加熱する必要はありません。
○ 市販の自動車用高圧洗浄器で洗い流す方法も効果的です。ただ、すぐに乾燥しないとかえって赤錆が出てしまいますのでご注意ください。水性油塗布黒皮パーツの場合はこの方法が便利です。

ホームセンターの高圧洗浄器売り場

組立後塗装前の下処理

○ 溶融亜鉛メッキ
屋外での使用には、塗装前に溶融亜鉛メッキなどの下地メッキをかけることをお勧めします。メッキ工場側で錆や油を化学処理してもらえるので手間が省けます。溶接不可の鋳鉄パーツ、または鋳鉄パーツを組込んだ一部の親柱・たて子はメッキがうまくかかりません。
その他、下地メッキにはクロメートなどの電気メッキ、メタリコンなどの溶射系がありますが、入り組んだ細部にはメッキが付きにくく、その部分からの錆が出やすいので、比較的シンプルなデザインに適しています。
全国の溶融亜鉛メッキ工場はこちらのWEBで。
○ 焼付塗装時の注意
鋳鋼製、鋳鉄製パーツを使用した製品を焼付塗装すると、ピンホールなどの不具合が出ます。唐草パネルやたて子などに鋳鋼製パーツが組込まれているものがありますのでご注意ください。塗装前に「カラ焼き」をしてもらうと改善されることが多いです。塗装工場に持込む際には、水性油残留の可能性、メッキの有無と種類なども忘れずに伝えるようにしましょう。
溶融亜鉛メッキ工場の作業

溶融亜鉛メッキ工場の作業

ページトップへ戻る